金属材料タンタルの性質と用途

タンタル(Ta)は、原子番号73の希少金属(レアメタル)です。腐食しにくく、それでいて延性、展性に富むため加工が容易だという性質があります。

融点が摂氏3000度を超えるほど高く、炭化化合物では、これが4000度近いという驚異的な金属です。
この金属の外見は暗い色をしていますが、これは、光の反射率が低いためで、炭のような感じがしないではありません。

金属は、人体に有害なものが多い中で、この物質は人体に無害であるところから幅広く利用されています。タンタルは、鉱石としてのタンタル石あるいは、コルンブ石内に鉄などとの化合物として存在しています。主な産地は、オーストラリア、ブラジル、コンゴなどのアフリカ諸国で、アジアでは、中国やタイ王国が知られています。

採掘された鉱石は、数段階の処理を経て精製されます。なにしろ王水という金も溶かしてしまう酸にも溶けません。そのために、精製にはフッ化化合物あるいはナトリウムなどの取り扱いが難しい物質を多用します。タンタルの用途は、広範囲に及んでいます。

中でもコンデンサの一部として使われているのは有名で、コンピューターやスマートフォン、携帯電話などの精密機器の部品として使われています。他には、耐腐食性が高いため熱交換器という発電所や化学工場などで使われる部品に利用されています。

また、人体に無害であることから、医療関係の人口骨の材料としてや歯科のインプラントを作る時にも利用されています。珍しいところでは、金や宝石などの宝飾品に使われたり、高級時計の部品としての利用もあります。

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